シリーズ累計300万部を突破、マンガやドラマや舞台化もしている大ヒット書籍。
「おい、起きろや」
「覚悟でけてる?」
突然現れたゾウのような姿をした神様ガネーシャ(関西弁)。
歴史上のキーパーソンのほとんどを育てたというガネーシャが、ダメダメな主人公を”変える”為に繰り出す課題の数々。この課題を毎日1個ずつ、必ず実行するのがノルマ。
しかし、そのノルマは一見、本当に意味があるのか?というおふざけにも見えるノルマも多く …。
ダメダメな主人公と一緒に、ダメダメな僕も毎日課題を実行し、”変わる”ことができるのか…?
『夢をかなえるゾウ』 水野敬也 著
【読みやすさ】★★★★★ 神様が関西弁、という設定がこの本のヒットの要。
【実用性】 ★★★★ どの課題も出来そうなことばかり。あとはやるかやらないか。
【満足度】 ★★★★ 発売当初に読みたかったと後悔。でも未だに色褪せない内容。
1分。
いやー、本当にもっと早く読めば良かったです…。
はっきり申し上げて、水野敬也さん、大好きになりました。
文の波長が合うと言いますか。
本当に読みやすいです。
生意気ですね、すいません。
確か、ドラマ版は古田新太さんがガネーシャだったような。
ほんと適役!!古田さん以外思いつかない笑
でも、もしこの作品のガネーシャが標準語だったら、凄いキツイ奴というか、主人公は心折られちゃってると思います。
すなわち、作品としても成り立たないし、こんなに売れなかったんじゃないかな。
そのくらい関西弁が映えてます。
水野さん、匠です。
中身はというと、実用的なビジネス書というものではなく、むしろ
”ビジネス書は世の中にたくさんありますね?あなたも持ってますよね?それ、ちゃんと使えてますか?こうやって使うんですよ。”
と、ビジネス書の使い方を説明しているかのような自己啓発本寄りな内容。
しかし、実用性もしっかり組み込まれているし、小説としても面白く、ボリュームも軽めなので僕みたいなズボラさんや読書初心者にはオススメな一冊。
また、Twitterでよく見かける”自己啓発的な”ツイートは、本書の中で書かれていることそのまま!なものも多く見られるので、いかにこの作品に書かれていることが多くの人の共感を呼びやすいかが分かりますね。
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